忍者ブログ
05.21  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

電波な文章だったけど光くんお誕生日おめでとうございました。
即興で7分くらいでかいた。何もネタがなくてですね。


あとついでに去年リハビリでほそぼそ某所で呟くようにやってたお題をちょっと放出。
すごい光多い目。ちなみにほぼ全部140字、のはず。
配布元:空のアリアさま「ノンセクション100題」

-----
001.スタート地点(謙→光)
短距離のスタート切る瞬間が至福。乾いたピストル音、誰より先に蹴り出せる足の感覚。その瞬間が気持ち良くて、だから短距離好き。そう思ってから、テニスで一番好きな瞬間を探した。咄嗟に浮かんだのはコートに入る時の後輩の顔。無表情なあいつの顔にやる気が満ちる瞬間。あいつのスタート。好き。

002.one-way(光)
一方的になりがちで、人と会話するのが苦手だった。自分ばっかり喋ったり、相手の話に頷きっぱなしだったり。バランス悪くて苦手。ネットのコメントとレスの関係は平気。一方的なやりとりがシステムで仕様だから。そんな俺は話す暇も与えない程よく喋る人達と一緒の生活が幸せ。絶対教えはしないけど。

003.足跡(光)
隣を歩くとは平行線をつくること。背中を見て歩くとは足跡をなぞること。俺が部長を継ぐとはつまりそういうことだ。今までチームメイトとして他の人と同じように平行線を作っていた俺が、あの人が往ったのと同じ道を往くということだった。残る足跡をなぞる、あの人の存在をなぞって"部長"をつくる。

004.ワイン(光+金)
好きな色は、と聞かれたから素直に答えた。案の定このゴンタクレにカーマインは理解されなかったので赤ワインを鮮やかにした感じの色、と言い直す。したらこいつ言うに事欠いて「血の色?」て。見た目と性格にまるで合わない一言にさすがの俺も驚いた。ワインと血は別物と誰かコイツに教えてください。

005.夢(白石)↓ 140字
夏の終わりと夢の終わりは同義だった、俺にとっては。夏の大会が終わると共にラケットを手放し、後のことは全て次の世代に委ねたはずだった。それがどういう訳か、木枯らしの冷たい十一月になったのに、テニスの合宿でラケットを握る俺がいる。一度醒めた夢の続きを、まだどこか他人事の様に見ている。

006.トップシークレット(光→白)
内緒やで、と口元に人差し指を立てる。その行動が俺にとってどんな効果があるのか、多分この人は知らない。許されたプライバシーの共有が彼にとって自分が特別であることを連想させて俺を浮かれさせているなんてことは。どんな下らない秘密だって最高機密にして誰にも教えない。″特別″は手離さない。

007.Coffee Break(3-2)
昼飯を麦茶(タダ)で食べようとしていた白石が俺のレモネード(120円)を見て立ち上がった。少し贅沢する気らしい。直ぐに戻って来たその左手にはコーヒー味のドロリッチ(150円)。デザートやん!と咄嗟にツッコんだら白石はしれっと一言「飲物の自販機にあるんやから飲物やで?」って、おい。

008.大人の時間(光+オサム)
「今日は知っての通り財前君のお誕生日や。十四歳になった我らの天才に、これを進呈しようと思う。大人の階段一段登ったお祝いな」「アホ顧問ほんまいっぺん死んでくれませんなんでししゃもなんこんな苦いもんなん俺の嫌いなもんなん」「ん?教師からの贈り物は試練と相場が決まっとるやろ。観念しぃ」

009.オアシス(光→白石)
好きです、ではなく助けて、と言ったら絆されてくれる気はした。彼は優しい人なので、後輩が緊迫した顔で心の支えに、癒しになってくださいと言ったら恐らくは。それはほぼ確信に近かったが、彼を困らせたくはなかったので結局俺は何も言わなかった。彼の優しさを計算して行動する真似はできなかった。

010.メモ帳(白石→光?)
財前の英語のノートの下段にはばらばらに点が記されていた。寝てたん、と笑うと彼は無表情に楽譜だと言った。四本の線を五線に見立てたメロディのメモらしい。拝借して他のページもみるとよく下段は楽譜になっていた。白石は四線の楽譜は読めないので、ただ授業中にメモをする財前を想像して笑った。

011.ラブレター(白石+光)
「財前、SWALKて何?」「は?」「いやな、人にもろた手紙に書いてあったんやけど分からんから」「部長もようモテますね」「え、ラブレターて言うた?」「……Sealed with a loving kiss」「?」「それ、キスで封をした、ていうんすわ。男前は面倒すね」「……それでも誠意には誠意で返さなあかんわ」

PR
「すまんこれで!」
 教室移動の最中廊下で行き会った部長が出会い頭にそんなことを叫び何か光るものを投げてきた。反射的に受け取る。慣れないその感覚に手を開くと、そこにあったのは鈴のついた鍵だった。前に一度見た記憶が確かなら、彼の自転車の鍵だったはずだ。彼は天気の良い日、たまに自転車で登校してくる。

「誕生日、何も要らんて光は言うたけど、やっぱ俺はなんかしたりたいから。せやから何か思いついたらいつでもいいから言いにきて。光が来るまで今日は俺学校に居るから。……定期も家やし、自転車ないと帰れへんからなあ?」

 俺が帰れるも帰れないもお前次第、と付け足してにっと一人満足げに笑う部長に、俺は溜息をつくことしか出来ない。ねだること自体はメールでも十分ことがたりるのに、わざわざ自分から彼に会いに行かなくてはならないようにし向けるだなんて。これは絶対に、彼は何か既に用意をしてあるに違いない。それを俺に提供した上で、さらに何か俺の要望を聞くつもりだと言うのなら、彼はやはり、とんでもないお人よしだと思う。彼との付き合いはそんな彼の思惑が見抜けないほど浅くはない。だから俺は意趣返しのつもりで、彼にこう言い返した。

「なら、誕生日はこの自転車の鍵頂いてきますわ」

 やや面食らった顔をした彼にしたり顔を向けた。さあ、最終下校まではまだまだ時間はたっぷりある。これから制限時間いっぱい、彼と遊ぼう。シンプルなゲームだ。先に「一緒に帰ろう」と切り出して、自転車に乗った方が負け。

普段全く買わないというのに…立ち読みすらもするかしないかくらいなのに。
白石がものすごいと聞いて買ってしまった 笑
どこから買っても話の流れが分かるテニスの仕様がアニメではじめて見かけたときから好き。

で、まあネタバレ捏造と何様だよ的白石語り含むのでたたみます。

たぶん英国にいたときに書きなぐった白石+友香里
オチとかなんもありません




-----


「クーちゃんこれどないしてん」
「部室に誰かが持ちこんどったんよ。カワエエやろ」
「ふーん……なんやめずらしいわあ、クーちゃんが虫とってくるのなんて」
「エエやろ別に」
「エエよ別に」
「あぁ、心配せんでもおかんの許可は出とるよ。世話も手前でするし」
「心配してへんっちゅーか、そんなん当たり前やん。それより……」
「ん?」
「ハッカが食わんよう気ィつけてね」
「……!」
「この高さじゃフツーにハッカはケージに届くからね」
「させへん……! そんなん、俺が絶対させへんからなカブリエル……!」
「カブリエル? もしかしてそれ名前なん」
「せやで。エエ名前やろ」
「……つくづくクーちゃんのセンス酷いわ」
「そうか? ゆんちゃんやったらなんてつけるん」
「ええ? そんなんヘラクロスとかでエエやん」
「んなんしたらハッカなんかイプシロンあたりになるやん」
「クーちゃん、そっちはヘラクレスやから。まざっとるわ。ハッカやったらエネコとかやん?」
「……まあ、ともかくこいつはカブリエルや。カブトムシなんやし」
「別にクーちゃんのやし、クーちゃんの好きでエエんよ、うちも」
「うん。おーきにな」
「礼言われるようなことなんも言っちゃいないけどね」


-----

このころはカブリエル白書なるものがでるなんて思いもしなかった。
我らがオサムちゃんはぴば!!
四天宝寺のハンドル握ってるのは、要するに彼だと思うとそわっとします。

彼と全く同じ読みの先生が某予備校にいらっしゃるらしいので、
オサムちゃんの教科担当イメージは世界史固定だったりします。謙也涙目…(笑)
中国とか旅してるオサムちゃんに会いたい

白石達と丁度一回り違うんだなあ…
そのくらいって適度に年上ですよね。先生生徒の関係がないと。
どうでもいいですがたしけがペアプリの2巻でオサムちゃんのことを渡邊コーチって言ってたのに
地味にときめいてました。
コーチ……!! そうだったコーチ!!
< 2024/05 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  >
<<  >>


忍者ブログ  [PR]