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TOS ユアンとマーテル
「ユアン」
前方を歩いていたユアンがマーテルの声に振り返る。
「どうした?」
マーテルは何も言わず、ただユアンを見つめる。
「……あのね」
すっと手を伸ばし、右側にだけ長く垂らされたユアンの髪に触れる。
「空の色と同じ色で、きれいだなぁって」
触れた髪を少し握り、にこにこと微笑む。
「それだけ、か?」
一瞬
「うん」
「……では、マーテルの髪の色は深い……森のような、温かみのある緑色だな」
「ありがとう」
「……置いていくぞ」
「っていうより、焼いていい?ボクの姉さまに手出すなんて生意気」
「ユアン」
前方を歩いていたユアンがマーテルの声に振り返る。
「どうした?」
マーテルは何も言わず、ただユアンを見つめる。
「……あのね」
すっと手を伸ばし、右側にだけ長く垂らされたユアンの髪に触れる。
「空の色と同じ色で、きれいだなぁって」
触れた髪を少し握り、にこにこと微笑む。
「それだけ、か?」
一瞬
「うん」
「……では、マーテルの髪の色は深い……森のような、温かみのある緑色だな」
「ありがとう」
「……置いていくぞ」
「っていうより、焼いていい?ボクの姉さまに手出すなんて生意気」
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